【概要】
- 20代中国人女性
- 優秀な成績にて日本語学校を卒業、都内の大学の入学許可を得る
- 日本語学校在学中に資格外活動違反(スナックで接客のアルバイト)で警察の事情聴取を受けたが、関係者の努力により退去強制は免れた事実がある
- 本人が「就学」から「留学」への変更を申請したものの、過去の資格外活動違反が理由で不許可となる
【経緯】
- 再申請の依頼を受けた弁護士が入管と交渉するが、再申請は受理しない旨回答される
- 勝手に本人申請したことで、日本語学校関係者からも、見放される
- 上記弁護士を知る行政書士の紹介で当事務所へ
【作業】
- 過去の重大な入管法違反を考慮し、変更の再申請ではなく、在留期間内に本人をいったん帰国させ、認定申請でいくことを選択
- 本人ともども入管及び日本語学校学院長にお詫びし、学院長に協力を依頼
- 大学教務課・国際課、ゼミ担当教授、学部長にお願いし、休学に対する理解を得るとともに、単位取得のためのアドバイスや休学中の課題をいただく
- 入管に挨拶させた後、帰国させる
- 帰国中もゼミ担当教授と連絡を取り合い、レポートを提出
- お詫びと反省、勉学に対する熱意を軸とした書類を作成し認定申請を行う
【結果】
【コメント】
- 日本語学校及び大学の協力と入管の理解を得られたことが、若者の将来を救うことにつながったケース
※ 2005/09 時点の関係諸法令に基づき記しています。