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蓮と言えば、柳の木と水連の花が幻想的な北京の夏を思い出します。埼玉の国際都市!上尾に、古代蓮が咲いているとの情報を聞きつけ、日曜の朝4時半に起きて愛車を走らせました。 原市沼は、埼玉県上尾市と伊奈町の境にある湿地です。この原市沼やその南に位置する見沼たんぼは、都市化に取り残されたことで、埼玉南部の原風景が残された場所です。花の見ごろは7月中旬から8月初旬、終わりに近づくと花が大輪になるそうです。 …
翌朝は、動車(高速鉄道)の桐郷駅へと向かうバス停でSさんと待合せしていました。ところが、約束の時間になってもSさんの姿は見えません。「なーにしてんだろうね?もしかして、バス停、間違えた?」。隣のバス停まで行ってみる私たち。「やっぱり、さっきのバス停でいいんじゃん?」と戻っていたところ、「あ~~!!」と指さし叫ぶビズパートナー。「Sさんだ!」 自転車人力車に荷物を載せて、大幅に遅刻したにも関わらず女王のように優雅に登場したSさん。 本人はか …
「ニシナ先生、加藤先生、私のうちに来ますか?」 「え~、行ってもいいのぉ~!?」 「うん、行く行く~!」。なにせ中国物件探し&見学が趣味のワタクシ、ワクワク。 Sさんの後について行くと、そこは狭い階段を上がっていく小さなマンション。そして、一戸を四人でシェアしているのでした。玄関を開けるとそこは共通のリビング、その向こうにキッチンとシャワールーム、そして、個室。 で、問題はここから。 Sさん隣の部屋の住人は男性と言うではありませんか …
工場社長から昼食の招待を受けて、私たちは呼ばれることにしました。社長のクルマはベンツ。儲かっているんだなぁ~。和やかに食事をした後、丁重にお礼を言って繊維工場社長と別れ、手配してくれた人の案内で、午後は別工場の視察へ。 工場内部を案内された私たち。先ほどの工場では、機械で繭を引き伸ばしていたのに対し、こちらの工場では、年配の婦人たちが、昔ながらの方法で繭を手で引き伸ばして真綿にしているのでした。初めて見る光景。きっと、彼女たちは少女のときか …
「葉(よう)先生」というのは、北京の中日友好医院の女医先生のことです。 ウーが最初にこの病院に入院したときも、私が疲れて熱を出したときも、この先生に診てもらいました。ブーの通っていた日本人学校の校医でもありました。 飾り気がなくて、穏やかで、慈悲深い眼差しの、医者としての誇りと信頼感に溢れた先生でした。日本に留学したこともあって、日本との縁も深いと聞いていました。 「葉」という字は、中国語では「イエ」と読むのですが(「イ」にアクセントがきま …