Tag Archives: ミャンマー・ビルマ


ミャンマーレポート 笑顔の国から Sep 2003 その10

セドナホテル遠景@ミャンマーヤンゴン

30. セドナホテル 時間があったので、滞在中していたセドナホテルから比較的近いと思われるヤンゴン大学まで、歩いて行ってみようと試みた。けれども、途中で、険しい顔をした軍部らしき人に追い返されてしまった。あとで、JICAの人に聞いてびっくり。なんとそこは、スーチーさんの自宅近くだったのだ。また、今回の滞在を通して、フロントやベルボーイの人たち、朝食のバイキングのウエイターや卵料理担当の男の子たち、何度も足を運んだお店の女の子とは、すっかり顔なじ …


ミャンマーレポート 笑顔の国から Sep 2003 その9

少年僧たち@アウンサン・マーケット

26. 人々の足 中国では、人々の足は、自転車だ。ここミャンマーでは、自転車はほとんど見かけなかった。人々の足は、バスだった。道々のバス停で、バスを待つ人々を見かけた。 27. 裏通り 現地に進出している日本企業は、約70社。事務所はセドナホテル、トレイダーズホテルをはじめとしたいくつかのホテル、もしくはサクラビルなどのビジネス・ビルに集中しているようだ。シンガポールに駐在する私の弟の担当にはミャンマーも含まれているが、ミャンマー支店は …


ミャンマーレポート 笑顔の国から Sep 2003 その8

また欲しいサンダルが@ミャンマーヤンゴン

22. ヤンゴンを歩く ミャンマーには、繁華街・ビジネス街以外には、横断歩道がない。非常に少ない。だから、通りを渡るときは、ときには命がけ?それから、「地球の歩き方」編集部の皆様へ。地図の縮尺は、間違いではないでしょうか?地図上の3、4キロは、どこもその倍以上に感じたのですが・・・。ぜひご確認をお願いします。 23. ヤンゴンを食べる スリランカやインドだけでなく、ミャンマーの代表的料理もカレー。ミャンマーのカレーはおいしい。カレーとい …


ミャンマーレポート 笑顔の国から Sep 2003 その7

セドナホテルの朝食@ミャンマーヤンゴン

18. ホテル・ライフ ミャンマー情報は、非常に少ない。JETROやアジア経済研究所などのマニアックな機関にも、限られたものしかない。日本を発つ前に、ミャンマー駐在経験のあるJETROのI氏からアドバイスをいただいた。どのホテルも空港からは20~30分のところにあるが、セドナホテルに決めた。ここにはJETROのヤンゴン駐在所やビジネス・センターがあり、ビジネスには便利だということが決め手となった。 確かに快適なホテル・ライフだった。北京 …


ミャンマーレポート 笑顔の国から Sep 2003 その6

ヤンゴンの下町の人々@ミャンマー

14. ミャンマー・スタイル ミャンマーへ出かけるときは、ビジネスでも堅苦しい服装をする必要はない。ネクタイをしている人など皆無だ。男性なら、YシャツもしくはB.D.シャツに、スラックスでOK。女性は、トップスはシャツ、ブラウス、Tシャツのパンツルックが無難だろう。仏教の国ミャンマーでは、女性が肌を露出することは厳禁。ノースリーブやキャミソール、また脚を出すことはご法度(ホテルのレストランなどでは、通常のスカート・スタイルもOKかもしれない)。 …


ミャンマーレポート 笑顔の国から Sep 2003 その5

アウンサン・マーケット@ミャンマーヤンゴン

12. アウンサン・マーケット アウンサン市場には、二度、足を運んだ。ロンジー、民族調のショルダーバッグ(シャンバッグ)や財布、サンダル、翡翠のアクセサリー、木の名刺入れ、箸などを購入した。市場は、昔の駅の構内のように、高い高い天井に覆われている。メイン・ストリートの路地裏(?)にも、所狭しと店が並んでいる。こちらの朝はゆっくりで、10時半になっても、まだちらほらと開店し始めた程度。そして、夕方4時半頃には閉店となってしまう。市場は、見るのも楽 …


ミャンマーレポート 笑顔の国から Sep 2003 その4

ミャンマーの弁護士@ヤンゴン

11. 弁護士事務所 & 代書屋 市内の弁護士事務所を訪ねた。アメリカ大使館のそばの古い雑居ビルの中に、その事務所はあった。そのビルは、すべて弁護士事務所だったかもしれない。ビルの表に、そして暗い廊下に、タイプ打ちの人たちがいた。証明書の代書をしているのだ。ミャンマーにも、行政書士がいたか!?代書は、行政書士の原点だ。弁護士事務所は、パートナー制だった。そこでは、事務員が、証明書に印章シールを貼り、スタンプを押すという作業を熱心に繰り返 …


ミャンマーレポート 笑顔の国から Sep 2003 その3

ロレアルの広告@ヤンゴンシティマート

6. 空港のタクシーにご用心! 「タクシーをご利用の方はこちらですよ。」「いくら?」「5ドル。」「5ドル?高いな。」「お客さん、冗談言っちゃいけないよ。空港のカウンターは10ドルだよ。」「ふーん。でも、ちょっとその表見せてよ・・・3ドルで乗せてるじゃない。じゃ、3ドルね。3ドルじゃなくちゃ、乗らないもん。」 ミャンマーに来てまで、中国仕込みの商人魂を忘れない私。だけど、荷物持ちの少年には要注意。頼みもしないのに、トランクにスーツケースを入れ …


ミャンマーレポート 笑顔の国から Sep 2003 その2

夕暮れの翼はヤンゴンへ

3. バンコク国際空港 トランジットはバンコクだ。シンガポール経由だと断然安いが、仕事だから、時間のほうが大事。バンコク空港は、広く、整っている。お店も清潔で、インターネットコーナーまである。欧米人、アジア人、いろんな人たちがいる。日本人も多い。お店を警備する人は、お客だけでなく、店員までチェックしている。行きから、帰りのおみやげを物色していた私。 4. 夕暮れの翼はヤンゴンへ ミャンマーの首都ヤンゴンのヤンゴン空港へ到着。飛行機からは …


ミャンマーレポート 笑顔の国から Sep 2003 その1

これからミャンマーへ@成田空港

プロローグ 仕事で、ミャンマーへ行くことになった。現地調査だ。スリランカ、インド、タイ、中国と、アジアにはけっこう慣れているつもりの私ではあったが、軍事政権の国、アウン・サン・スーチーさんの軟禁されている国。正直言って、ちょっと不安だった。かなり、恐かった。当日の朝のパッキングを常とする私が、1週間も前から緊張した面持ちで準備し始めた。いつになく予防接種もまじめに受けた。薬も持った。蚊取線香や南京錠まで用意した。とどめに、傷害保険にも入った。 …