トランジットはバンコクだ。シンガポール経由だと断然安いが、仕事だから、時間のほうが大事。バンコク空港は、広く、整っている。お店も清潔で、インターネットコーナーまである。欧米人、アジア人、いろんな人たちがいる。日本人も多い。お店を警備する人は、お客だけでなく、店員までチェックしている。行きから、帰りのおみやげを物色していた私。
ミャンマーの首都ヤンゴンのヤンゴン空港へ到着。飛行機からは、なんと、タラップで降りた。ちょっとVIPの気分。写真を撮りたかったけど、捕まったらこわいのでやめた。小雨が降っていた。空港バスに乗る。日本の東武バスだ。だけど、な、なに?なんだか暗い、人の顔がよく見えない。なんと、車内は真っ暗!真っ暗な滑走路に、ヘッドライトもなし。これは、すごい国に来てしまったのかもしれない。
まもまくターミナルに着いた。なんでこんなに薄暗いのか?よく見ると、天井の電気が、1/3ぐらいしかついていない。狭く、薄暗く、バンコクとは大違い。他の日本人は入国審査にずいぶん時間がかかっていたけど、私は1分ほどで終わり。「あの・・・写真とっていいですか?」(いいわけない!)女性審査官が二人、笑顔で首を横に振った。税関も難なくパス。軍服を着たかみつきそうに恐い顔した係員のおじさん。チェックが終わったとたん、満面の笑顔。どうして!?そして、荷物のチェックもなしだった。