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2011年のシメは紹興出張 その7 長距離バスの乗り方

バスの便は良 上海長距離バス南ターミナル

以下、長距離バス(長途客輸)レポです。 まず、浦東空港からのリムジンバスは空港を出てすぐ目の前。ただし、上海南駅(鉄道・バスの集結点)行きはいちばん遠い7番乗り場。00分、30分と30分ごとに出ています。切符はひとり20元、乗ってから車掌さんが回ってきます。 上海南駅までは1時間。到着後、歩いて少し東に戻って、長距離バスターミナルへ。チケット売り場の右横には電光掲示板の時刻表、1時間に数本出ています。発車まであと10分しかなかったのですが …


2011年のシメは紹興出張 その6 穏やかな人、穏やかな味

招待客を出迎える新郎新婦@紹興開元名都大酒店

地元の人たちの足は、北京でも(おそらく全国的に)流行っている「電動自転車」が主流です。私たち外国人の場合は、移動はタクシーになりますが(紹興は初乗り7元+サーチャージ1元)、うまくつかまらなくてもダイジョウブ、街の至るところに客運自転車(三輪車)が走っています。 タクシーよりも高かったりするのですが、自転車道でも車道でも自由に通れるため、あんがい速いっ。それに、街の様子やおじさんが一生懸命こぐ様子?もよく見ることができますし、なかなかスリルもあ …


2011年のシメは紹興出張 その5 小橋・流水・人家

八字橋@紹興

昨日宿泊した老舗の紹興飯店のレターセットに書かれていた「小橋・流水・人家」・・・小さな橋、流れる水、人々の家。 ひとことで言えば、これが紹興だと思います。 紹興の旧市街は、日本人ならば誰もがノスタルジーを感じる昔の街並みがそのまま残っています。市もそれを保護し、勝手にその景観を変えてはいけない決まりがあるようです。古いものがちゃんと残っているだけでなく、また、単なる観光地なのでもなく、それが実際に機能し、いまも暮らしに息づいています。 胡同 …


2011年のシメは紹興出張 その4 魯迅の居酒屋に行くべし!

魯迅の居酒屋の酒肴@紹興

昨晩、今晩と二夜連続で、夕食は、魯迅ゆかりの居酒屋「咸亨酒店(シエンハンチウティェン: xian2heng1jiu3dian4)」へ行きました。 魯迅の作品「孔乙己(コンイーチー: kong3yi3ji3)」にも登場する「咸亨」は、魯迅のおじさんが1894年に始めた実在の酒場で、もともと紹興酒の酒造元です。「咸亨」は、魯迅生誕100年を記念して、1981年に現在の形の居酒屋が新開店し、同じ名のホテルも隣接していて、私はいまそこに宿泊しています。 …


2011年のシメは紹興出張 その3 春秋航空で飛んでみた!

タラップまでは歩いてすぐ 春秋航空のA320 @茨城空港

安さが魅力の春秋航空、往路が5,000円、復路が4,000円、サーチャージ等を含めて、ひとりあたり往復19,680円也。安いだけに、預け入れ荷物+機内持ち込み荷物合わせて、無料はひとり15キロまで、かつ手荷物は5キロ以下、1キロ超過ごとに1500円也。 「まずは荷物の軽量化に励むよーに」とビズパートナーから指令が。「んなぁっっ。ビジネスはファッションからなのにぃっ・・・!」 機内食などのサービスはありません。トイレもきっと、汚いでしょう。いえ …


2011年のシメは紹興出張 その2 中国の旅の足 長距離バス

紹興行きのバスへ乗り込みます@上海

「でもね、『お客さん』になって移動してたんじゃ、どこ走っているのかさえわからないんだよね~。やっぱ、多少の骨折りは惜しんじゃいけないよ。ラクした時点で人民に敗れる」軽口たたく加藤。 ところがっ。顧客が言うには・・・ バスのチケットは当日は買えなかも。上海からは下手すれば4時間かかるかも。わけのわからない路地で下ろされるかも。紹興のバスターミナルは高速の降り口にあって、街までは遠く、タクシーもないかも。白タク(中国では黒タクと言う)は上海人でも …


2011年のシメは紹興出張 その1 バ、バスで行くんですかぁっ!!

魯迅の生家(魯迅故里)@紹興

この記事は、2011年12月の年末に、8日間の日程で上海経由にて浙江省紹興市へ出張した際、現地からいくつかの士業同士のメーリングリスト宛に複数回にわたって投稿したレポを、今回、旅ログとしてまとめ直したものです。 「え~っっ、加藤さん、バ、バスで行くんですかぁっ!!」 素っ頓狂な声を上げたのは、今回現地で一時合流した顧客兼コラボ相手。出発1週間前のミーティングでのこと。 中国では非常にポピュラーな長距離バス。基本、人民や旅慣れたバックパッカー …