黒龍江省木蘭探検隊 1 プロローグ 2012/07 May 25, 2015 (Mon)

悪の巣窟???中国黒龍江省へ

私はいま、ビズパートナー、北京の現地法人スタッフとともに、黒龍江省はハルピン市から160キロ東にある(ハルピン市)木蘭(mu4lan2、ムーラン)県という田舎の町に来ています。出発前は、サバイバルな旅を想定準備していました。そもそも、無事に目的地にたどり着くのだろうか?という疑問さえありました。

北京の産湯に浸かった私は、黒龍江省・吉林省・遼寧省の東北三省の人間はよろしくない、と北京っ子たちからさんざん吹き込まれています(もっとも、北京の人間は、北京以外のことはよく言いません。「東北は悪質、南はずる賢い、上海はお金だけ」がペイチンレン(北京人)の口癖です)。その偏見はさておき、一般に、中国地方都市は治安や風紀がよろしくなく、タクシーでは中国人男性でも被害にあったという話はざらにあります。北京のスタッフは、中国語オンリーのベタベタの中国人&大柄であるにも関わらず、出張にあたって両親から「気をつけるように」と言われたそうです。

今回はクルマで新潟空港⇒ハルピン空港でスタッフと合流⇒空港バス⇒長距離バス(3時間ぐらい)で目的地入りというルートでした。田舎町ゆえ情報もほとんどなく、ホテルといっても中国人向け賓館(旅館)しかなく、お湯やシャワーは限りなく怪しい。

予約した街中の賓館が、やっぱり部屋がないと前日に連絡してきて、行く前からずっこける始末・・・そして、ここでいちばん高級らしい、ちょっと街外れの政府系ホテルに予約し直し。

けれども、その「ホテル」も怪しいものです。中国は、実際に行って、見て、体験してみないとなにもわかりません(笑)。行ってみるまでなにが出てくるかわからない、それも、大概は悪いほうにころぶ・・・まさに国そのものがビックリ箱状態(笑)

紙で苦労も恒例なので、トイレットペーパーも2ロール持参。ティッシュは箱ごと。ポケットティッシュは2ダース。

アムール川を越えればロシア。ヤクザに乗っ取られた村もあるとか。おまけに、大興安峰は東北トラの生息地。トドメに、食事は羊肉、狗肉(犬肉)のオンパレード間違いなし、肉嫌いの私はゼッタイ絶命に決まってます。

そんなこんなで、仕事とはいえ出発前から憂鬱気分。多少の危険や波乱も予測されるので、北京のスタッフに加えて、日本のビスパートナーにも参戦してもらい、重量級(笑)の布陣にしたわけですが・・・

番外 木蘭県への行きかた

  1. ハルピン太平国際空港(哈爾濱太平国際機場)からハルピン市内へは33km、所要時間は1時間。空港バスでの移動は次の3路線があり、料金は20元です。ほぼ30分毎に1便とのことですが、場合により定員を満たしての発車となるようです。
    • 空港バス1号線(機場巴士1号線)康安路–安発橋–火車站–文昌街–中山路(民航大厦)
    • 空港バス2号線(機場巴士2号線)和興商厦–楽松広場–哈慈–農墾大厦–会展中心
    • 空港バス3号線(機場巴士3号線)歯輪路–世紀聯華–建国街–安国街–南馬路(承徳街口)–宣化街(軍工門前)–太平橋
  2. 上記各終点からハルピン東駅に隣接する三棵樹長距離バスターミナル(哈爾濱三棵樹公路客運站: 哈爾濱市道外区樺樹街1号)までは、タクシーで8~20元程度です。太平橋(空港バス3号線終点)が距離的には最も近くなります。
  3. 面倒な場合は、空港から三棵樹バスターミナルまでタクシーでもいいでしょう。料金は高速料金を含み130~140元程度です。ただし、ハルピンのタクシー運転手は、旅行者と見るとメーターを倒さない悪質な者もいますので、乗車前に料金を確認したほうがいいかもしれません。
  4. 三棵樹バスターミナルから木蘭へは、距離160km、所要時間3時間、料金38元(保険料1元含む)。バスは、5:00~17:30までに合計25便前後あります。
  5. 木蘭長距離バスターミナル(木蘭公路客運站)は、街の中心(木蘭県中心路)にあります。

番外 木蘭県で宿泊

黒龍江省木蘭県の公式ウェブサイト(http://www.mulan.gov.cn/)の「旅遊観光→賓館酒店」に、お勧め賓館が掲載されています。他にも小さな賓館があります。

  • 「現代農業産業園区接待中心」は、開業まもない政府系ホテル。街からかなり離れた農業産業園区(農業産業園区管理委員会建物内)にあります。
  • 「生態園賓館」は街中から歩いていける距離で、料金は128元からです。今回はこのホテルに宿泊。快適に過ごせました。
  • 「鑫浴隆洗浴休閑会館」と「融縁瑞廷快捷賓館」は中心路に面していて、最も便利。128元または168元から。中国的賓館に慣れている方は選択してみてください。

番外 その他

  • 日本円から元への両替は、木蘭ではおそらく中国建設銀行でしかできません。賓館のチェックイン時に押金(保証金)を2泊分程度預けるので、ある程度の現金(元)が必要になります。

つづく