ミャンマーには、繁華街・ビジネス街以外には、横断歩道がない。非常に少ない。だから、通りを渡るときは、ときには命がけ?それから、「地球の歩き方」編集部の皆様へ。地図の縮尺は、間違いではないでしょうか?地図上の3、4キロは、どこもその倍以上に感じたのですが・・・。ぜひご確認をお願いします。
スリランカやインドだけでなく、ミャンマーの代表的料理もカレー。ミャンマーのカレーはおいしい。カレーというよりは、トマト味のアジアン・イタリアン。肉だけでなく、鯰、白身魚、海老など、メニューはいろいろ。ちょっと高級なお店で食べたときは、感激で終わった。でも、翌日、そのお店が見つからなくて庶民的なお店に挑戦したあとが、たいへんだった。ここもおいしかった。でも、お腹をこわしてしまい、まる一日下痢に苦しんだ。生水、生野菜などは避けていたが、火を通してあるカレーも要注意だとは・・・。注意しても、お腹に自信のある人でも、やはり、暑い国はさらに用心が必要。でも、また食べたいな、トマト味のカレー。
ミャンマーは、新・買物天国というのが、私の実感。特に、女性にはいい。筒状の生地を体に巻きつけるロンジーは、着物にも似ていて、日本人女性には馴染みやすい。シルクかシルク・コットンのものなら、パーティーなどにもぴったり。注目を浴びること間違いナシ!そして、素足の国だけに、サンダル(ミュール)の充実具合からは目が離せない。市場のサンダル屋さんで、かわいいミュールが300円ぐらいから買えるのだから、うれしくなってしまう。ホテル内のお店でも、ビーズ刺繍のパーティーバッグが、ひとつ1200円ぐらいで買える。”仕事の意欲のこやし”と称して、ロンジー3枚、ミュール2足、バッグ3個、翡翠の指輪3個、と女心を満たすべく買いまくり、しめて7,600円也。私は買わ(え)なかったけれど、ルビー、サファイア、エメラルドなど原石の宝庫のミャンマーは、宝石好きの女性をとらえて離さないかも。
コンピュータソフト屋さんに入った。眺めていると、男の子が日本語で話しかけてくる。「あなた、きのう、アウンサン市場にいたでしょ?」と。この国には、日本語の達者な人が多い。生活のためなのだろうが、物乞いの子でもきれいな発音。市場をうろついている客引きの男の子たちは、みな日本語を話せると思っていい。「明日には明日の風が吹く」などという言葉まで知っているのだから驚き。いったいどこで覚えるのか不思議で、何人かに聞いてみた。この話しかけかけてきた男の子は、大学で日本人の先生について学んでいると言った。セドナホテルで朝、卵料理のバイトをしている男の子は、ヤンゴン大学で日本語を専攻していると言っていた。ヤンゴン大学には、日本人の先生が5名いるそうだ。市場で客引きをしている男の子たちの答えは、一様に「お寺」だった。一定期間お寺で修行しながら、言葉もおしえてもらえるのか?よくわからない。これについては、次回の課題としよう。CD-ROMはみな海賊版、すべて1,000チャット(1ドル強)だった。