街・人・旅・食 Category Archives


5月・初夏の北京 その5 大衆食堂のテラス席でしゃれてみる

路上のテラス席で刀削麺@北京

いつもきゅうりのたたきをダーパオする(包んでもらう)角の食堂に続いて、麺もの三兄弟が並んでいます。東から過橋米線、桂林米粉(ライスヌードル)、刀削麺。 心臓に毛が生えているらしき私ですが、やはりガイジンひとりで地元の食堂に出入りするのは、疲れているときなど、ちょっと気がすすまないこともあります。けれども、「犬も歩けば棒にあたる」とばかりに米線のお店に行ってみました。 案ずることはありませんでした。行ってみたら楽しくなってしまったワタシ。まず、 …


5月・初夏の北京 その4 お焼きにハマってみる

どれにする? お餅屋さん@北京

北京の食といえば、「粉もの」。饅頭(中華蒸パン)、包子(中華まん)、餃子、麺、餅など。餅は、日本の「もち」とは違って、粉を練ったり溶いたりして焼いたものの総称です。なかでも、お気に入りは餡(児)餅(xiar4bing3シァールピン: 様々な餡(あん)を包み込んで焼いた丸くて平たいお饅頭)です。 今回せっせと通い続けているお餅屋さんで、きのう、またニラ饅頭(韮菜餡児餅)買いました。「ほかにはいらない?茄子とか大根のもあるわよ」とお店の女の子。え~ …


5月・初夏の北京 その3 B級グルメに邁進

魚丸米粉(魚団子入り米麺)@北京

加藤は、日本でもそうですが、北京でもB級グルメ専門です。 イタリアンや、欧米人にも人気のこぎれいな中華レストランなどは、滞在中に数回行けばいいほうで、ひとりであればまったく行かないことも多く、たいていは、中国人しかいないような地元の家常菜(家庭料理)の食堂や街角のお焼き、セブンイレブン、デリバリーの中国式お弁当、中国人住宅街の市場で仕入れた食材で自炊して済ませています。あとは、気が向けば、出入り自由の「北京の家族」の家でごちそうになることも。 …


5月・初夏の北京 その2 中国ファッション・レポート

中国人女子ファッション@北京

今回は羽田から北京へと向かったのですが、羽田でも北京到着のイミグレーションでも、周りの日本人ビジネスマンから完全に浮いていたワタシ。同じく仕事をしに北京に降り立ったというのに。 周りの男性は、みなノーネクタイではありますが、やはり日本人ビジネスマン特有のシャキっとした格好。私はといえば…ダメージド(穴あき)ボーイフレンド(だぶだぶ)デニムに、Tシャツにパーカー、チェックシャツを腰巻、ぺたんこサンダル。どこから見ても遊び着、バカンス状態(笑) …


5月・初夏の北京 その1

初夏の北京 団結湖の住宅街

窓の外は緑におおわれていて、その風景がカーテン越しになんとも涼やかできれいで、気持ちよく、聞こえてくる子どもやおばさんの声が初夏の夕方に味を添えていて、なんだか懐かしい北京がそこにあります。 それは、オフィス街にはないものです。 雰囲気は胡同には負けるけど、なんでもない人たちの生活がそこにあって、北京らしくていいと思います。 私のいちばん好きな初夏の北京がここにはあります。 さて、中国にいて、日本食が食べたくなることはありませんが、イタリ …


上尾にもあった!リアルチャイナ

焼きそば 上尾の台湾料理店

なんだか食べログ状態ですが、この手の話題は加藤の得意分野かもしれません。上尾市とは、埼玉の国際都市!(ある住民申すには)のことです。 監事を務める福祉団体の監査を終え、午後の重要任務を前に、「腹が減っては戦はできないから、先にお昼にしましょ。ここはお寿司もうどんも台湾料理もあるわよ。どこにする?」と理事のSさんに案内された私たち。モチロン、「台湾料理」を指定~。だって、台湾料理食べたことないんですもん。 元気いっぱい、ほぼ赤一色のキッチュな店 …


飛行機いらずの中国 @ 池袋北口

芝麻油(ごま油)@池袋北口

ゴールデンウィークに、池袋北口の中国人街に行ってきました。 池袋自体、すごく久しぶりでした。ビズパートナー曰く「埼玉県民の植民地」池袋のマスコットキャラクターは、ふくろうさん。「いけふくろう」ということらしいです。な~るほど。 街は以前より整然とした感じでしたが、一歩建物に入ると、ちゃんと中国人ワールドが繰り広げられていました。食材店で「芝麻油」を買ったり、雑居ビルの中国書店でキッチュな安物辞書を買ったり、その上のスーパーを物色したり、中国人 …