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悪の巣窟???中国黒龍江省へ 私はいま、ビズパートナー、北京の現地法人スタッフとともに、黒龍江省はハルピン市から160キロ東にある(ハルピン市)木蘭(mu4lan2、ムーラン)県という田舎の町に来ています。出発前は、サバイバルな旅を想定準備していました。そもそも、無事に目的地にたどり着くのだろうか?という疑問さえありました。 北京の産湯に浸かった私は、黒龍江省・吉林省・遼寧省の東北三省の人間はよろしくない、と北京っ子たちからさんざん吹き込まれ …
「通り」を歩いてみることは、北京っ子たちの生活を垣間見ることでもあります。 中国では、特に「裏通り」に人々の生活が凝縮されています。彼らの生活が通りにまで広がっていると言ったほうがいいかもしれません。通りは人々の共通の居間であり、社交場であり、活気と懐かしさの入り混じったような普段着のままの北京がそこにあります。 下校する小学生の集団。私と背が変わらないので高学年でしょう。まもなく止まって横の列に向き直り、「老師~、再~見~!(先生~、さよう …
以下、長距離バス(長途客輸)レポです。 まず、浦東空港からのリムジンバスは空港を出てすぐ目の前。ただし、上海南駅(鉄道・バスの集結点)行きはいちばん遠い7番乗り場。00分、30分と30分ごとに出ています。切符はひとり20元、乗ってから車掌さんが回ってきます。 上海南駅までは1時間。到着後、歩いて少し東に戻って、長距離バスターミナルへ。チケット売り場の右横には電光掲示板の時刻表、1時間に数本出ています。発車まであと10分しかなかったのですが …
地元の人たちの足は、北京でも(おそらく全国的に)流行っている「電動自転車」が主流です。私たち外国人の場合は、移動はタクシーになりますが(紹興は初乗り7元+サーチャージ1元)、うまくつかまらなくてもダイジョウブ、街の至るところに客運自転車(三輪車)が走っています。 タクシーよりも高かったりするのですが、自転車道でも車道でも自由に通れるため、あんがい速いっ。それに、街の様子やおじさんが一生懸命こぐ様子?もよく見ることができますし、なかなかスリルもあ …
昨日宿泊した老舗の紹興飯店のレターセットに書かれていた「小橋・流水・人家」・・・小さな橋、流れる水、人々の家。 ひとことで言えば、これが紹興だと思います。 紹興の旧市街は、日本人ならば誰もがノスタルジーを感じる昔の街並みがそのまま残っています。市もそれを保護し、勝手にその景観を変えてはいけない決まりがあるようです。古いものがちゃんと残っているだけでなく、また、単なる観光地なのでもなく、それが実際に機能し、いまも暮らしに息づいています。 胡同 …
昨晩、今晩と二夜連続で、夕食は、魯迅ゆかりの居酒屋「咸亨酒店(シエンハンチウティェン: xian2heng1jiu3dian4)」へ行きました。 魯迅の作品「孔乙己(コンイーチー: kong3yi3ji3)」にも登場する「咸亨」は、魯迅のおじさんが1894年に始めた実在の酒場で、もともと紹興酒の酒造元です。「咸亨」は、魯迅生誕100年を記念して、1981年に現在の形の居酒屋が新開店し、同じ名のホテルも隣接していて、私はいまそこに宿泊しています。 …
安さが魅力の春秋航空、往路が5,000円、復路が4,000円、サーチャージ等を含めて、ひとりあたり往復19,680円也。安いだけに、預け入れ荷物+機内持ち込み荷物合わせて、無料はひとり15キロまで、かつ手荷物は5キロ以下、1キロ超過ごとに1500円也。 「まずは荷物の軽量化に励むよーに」とビズパートナーから指令が。「んなぁっっ。ビジネスはファッションからなのにぃっ・・・!」 機内食などのサービスはありません。トイレもきっと、汚いでしょう。いえ …
「でもね、『お客さん』になって移動してたんじゃ、どこ走っているのかさえわからないんだよね~。やっぱ、多少の骨折りは惜しんじゃいけないよ。ラクした時点で人民に敗れる」軽口たたく加藤。 ところがっ。顧客が言うには・・・ バスのチケットは当日は買えなかも。上海からは下手すれば4時間かかるかも。わけのわからない路地で下ろされるかも。紹興のバスターミナルは高速の降り口にあって、街までは遠く、タクシーもないかも。白タク(中国では黒タクと言う)は上海人でも …
この記事は、2011年12月の年末に、8日間の日程で上海経由にて浙江省紹興市へ出張した際、現地からいくつかの士業同士のメーリングリスト宛に複数回にわたって投稿したレポを、今回、旅ログとしてまとめ直したものです。 「え~っっ、加藤さん、バ、バスで行くんですかぁっ!!」 素っ頓狂な声を上げたのは、今回現地で一時合流した顧客兼コラボ相手。出発1週間前のミーティングでのこと。 中国では非常にポピュラーな長距離バス。基本、人民や旅慣れたバックパッカー …
大使館密集区域の三里屯(San1li3tun2: サンリートゥェン)にはカフェやおしゃれなお店が並び、北京のシャンゼリゼ、北京の表参道とも呼ばれています。 きょうは土曜日。少々疲れてはいたのですが、せっかく近くにいるのだからと、陽も少しやわらいできた夕方4時、東三環北路を西側に渡り、かねてより行ってみたいと思っていた三里屯に出かけてみました。通いの総経理(ワタクシ(笑))は、いつも時間がなくて、官公庁には詳しくても、おしゃれスポットはあまり縁が …