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加藤は、日本でもそうですが、北京でもB級グルメ専門です。 イタリアンや、欧米人にも人気のこぎれいな中華レストランなどは、滞在中に数回行けばいいほうで、ひとりであればまったく行かないことも多く、たいていは、中国人しかいないような地元の家常菜(家庭料理)の食堂や街角のお焼き、セブンイレブン、デリバリーの中国式お弁当、中国人住宅街の市場で仕入れた食材で自炊して済ませています。あとは、気が向けば、出入り自由の「北京の家族」の家でごちそうになることも。 …
ともあれ、大連はBさん夫妻の宿泊ホテルにて、約6時間に渡る日本語と中国語でのインタビューと問題整理に、無事こぎつけたのでした。 確かに、夫婦のあいだに言葉の壁はありました。けれども、人が言葉や文化を超えて理解し合おうとするとき、言葉そのものだけがコミュニケーションのツールとなるわけではありません。むしろ、理解したいという気持ちに言葉がついてくるのです。 インタビューの後の食事も含めて、トータル8時間近く密着取材した結果、無責任男Bさんとしっか …
この記事は、2013年3月に町田市国際交流センターにて行われた「日中間における結婚・離婚の事例研修」の講師を務めた際に題材としたものです。私のつたない講義に対して評価いただきましたので、再構成して掲載いたします。記事中の出来事は、2008年から2013年の5年にわたります。 中国人結婚紹介ブローカーを通じて知り合った中国人女性との再々婚の認定申請が、不交付となったBさん。困り果てて当事務所に打診してきました。 そのころ、ビジネスパートナーと大 …
とある週末のこと、事務所の電話が鳴ったので出ますと、この春学生になったばかりのお子さんを持つというお母さんからでした。 彼女のお子さんは、大学を通して英国留学をするのだそうです。そして、問題はなにかというと、今回、大学が行ってくれるというビザ申請に際して、過去の入国歴について、事実と違う申告をしてしまったということなのでした。 高校のときにも、はやり学校を通して、先生同伴でイギリスに1~2週間ほどの短期留学をしたそうですが、その際のビザ(入国 …
今回は羽田から北京へと向かったのですが、羽田でも北京到着のイミグレーションでも、周りの日本人ビジネスマンから完全に浮いていたワタシ。同じく仕事をしに北京に降り立ったというのに。 周りの男性は、みなノーネクタイではありますが、やはり日本人ビジネスマン特有のシャキっとした格好。私はといえば…ダメージド(穴あき)ボーイフレンド(だぶだぶ)デニムに、Tシャツにパーカー、チェックシャツを腰巻、ぺたんこサンダル。どこから見ても遊び着、バカンス状態(笑) …
窓の外は緑におおわれていて、その風景がカーテン越しになんとも涼やかできれいで、気持ちよく、聞こえてくる子どもやおばさんの声が初夏の夕方に味を添えていて、なんだか懐かしい北京がそこにあります。 それは、オフィス街にはないものです。 雰囲気は胡同には負けるけど、なんでもない人たちの生活がそこにあって、北京らしくていいと思います。 私のいちばん好きな初夏の北京がここにはあります。 さて、中国にいて、日本食が食べたくなることはありませんが、イタリ …
なんだか食べログ状態ですが、この手の話題は加藤の得意分野かもしれません。上尾市とは、埼玉の国際都市!(ある住民申すには)のことです。 監事を務める福祉団体の監査を終え、午後の重要任務を前に、「腹が減っては戦はできないから、先にお昼にしましょ。ここはお寿司もうどんも台湾料理もあるわよ。どこにする?」と理事のSさんに案内された私たち。モチロン、「台湾料理」を指定~。だって、台湾料理食べたことないんですもん。 元気いっぱい、ほぼ赤一色のキッチュな店 …
ゴールデンウィークに、池袋北口の中国人街に行ってきました。 池袋自体、すごく久しぶりでした。ビズパートナー曰く「埼玉県民の植民地」池袋のマスコットキャラクターは、ふくろうさん。「いけふくろう」ということらしいです。な~るほど。 街は以前より整然とした感じでしたが、一歩建物に入ると、ちゃんと中国人ワールドが繰り広げられていました。食材店で「芝麻油」を買ったり、雑居ビルの中国書店でキッチュな安物辞書を買ったり、その上のスーパーを物色したり、中国人 …
「私がいつも驚いているのは、加藤先生が、行政書士でありながら、スティーブ・ジョブズのような意外性をもって、この面白くない仕事を面白くしてしまうことです。」 このタイトルは、士業同士のメーリングリスト主催者であった故古谷睦先生からいただいたお褒めの言葉です。これを見せたJiBizのビジネスパートナーに「最高の賛辞だね」と言わしめたこの言葉は、私の宝物です。 古谷先生は、個性的かつカリスマ性を備えた非凡な方でした。話題の引き出しが非常に多く、国際 …